奈良マラソンまで、あと3週間(21日)となりました。
順調良く、仕上がってきていますか?
いや~、なかなか・・・
そんな人に朗報です!

昨日、鴻ノ池競技場にて、
「ラン×ウォーク=FINISH」クリニックに参加しまして、
今からでも間に合う、フル完走の作戦を聞いてきました。
講師は、アシックスのサルティス池田さん。

初心者ならば、30kmや35kmの壁にぶち当たり、
そこから止まったり、歩く人がとても多いですよね。
それならば、最初から歩けばいいという発想です。

最後でしんどくなって、ギリギリの思いで辿り着くならば、
最初から気分良く「ラン」と「ウォーク」を組み合わせ、
余力を最後まで残して、気持ちよく完走しましょう!
そんな作戦でした。

具体的には・・・

(案1)
6分/kmの速さで、3分間走ります。その後、
10分/kmの速さで、2分間歩きます。
最初から、最後まで、この5分間を繰り返すんです。
そうすると計算上は、5時間1分18秒でゴールします。

(案2)
7分/kmの速さで、4分間走ります。その後、
12分/kmの速さで、1分間歩きます。
最初から、最後まで、この5分間を繰り返すんです。
そうすると計算上は、5時間21分45秒でゴールします。

いかがですか?
なんだかおもしろい発想でしょう?
ランニング・ウォッチで測りながら・・・なんてしんどいですから、
キッチンタイマーを2個持って行くのが良いそうです。
もしくは、音楽がちょうどその時間に曲調が変わるように作っておく。
そんな方法も良さそうですよね。

頭の良い人は、この発想を基に、
自分なりの作戦を立ててみてください。

6分/kmの速さで走り続けますと、
計算上は、4時間13分10秒でゴールします。
しかし、現実的には、
給水ポイントで止まるかもしれません。
トイレに行きたくなるかもしれません。
足がつるかもしれません。
奈良は上り坂がきついから、ペースダウンします。
いろんなことが想定されますよね。

そのいろんなことを最初から含んで作戦を立てないと、
結局、頑張って走っていたけど、
30kmの壁に打ちのめされて、失速。
最後は足を引きずりながら、歩いてゴール・・・。
なんてことになりますよね。

同じ5時間でゴールするにしても、
しんどい思いをして辿り着くのか、
作戦を立てて、楽な気持ちで、ゴールするのか?

いかがでしょうか?
あなたの作戦の参考になさってください。

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banner_s開催日・・・2010年12月5日(日)
会場・・・奈良市鴻ノ池陸上競技場
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